2017年12月13日(水)

アクセシビリティの祭典2018

この記事は、Web Accessibility Advent Calendar 2017、13日目の記事です。

今年ももうすぐ終わりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
NPO法人アイ・コラボレーション神戸の板垣です。

主催させていただいている「アクセシビリティの祭典」について、今年も大変な盛り上がりの中、無事に開催できました。
弊所の運営は至らぬ所が多々ありましたが、盛況に終えることができたのは、ご協力いただいた皆様やご登壇いただいた皆様、ご出展いただいた皆様、ご後援・ご協賛いただいた皆様のおかげだと心から感謝しております。
アクセシビリティの祭典2017

アクセシビリティの祭典は、GAAD(Global Accessibility Awareness Day)に開催させていただいています。
GAADとは、全世界で「デジタル(web、ソフト、携帯電話など)のアクセシビリティと、さまざまな障害をもつユーザーについて語り、考え、学ぶ日」です。(出典:GAADサイト)

自治体・企業・制作会社・障害者支援施設などに属する方々、障害を持つ当事者など様々な立場の人が「展示を通じて新しいアクセシビリティ技術に触れて体感ができ、セッションを通じてアクセシビリティについて語り、考え、学ぶ」というお祭りを目指しています。

当初からの開催テーマは「アクセシビリティ=マシンリーダブル」でした。
マシンリーダブルとは、データやコンテンツなどがデジタル化されており、機械やコンピューターで直接読み取って利用できる形式であることです。(出典:デジタル大辞泉)

「アクセシビリティ=福祉」というイメージを変えたかったのですが、3年経った今では、技術の進化とともに「アクセシビリティ=マシンリーダブル」が当然な時代に変わってきたように嬉しく感じています。

そこで、来年のアクセシビリティの祭典はテーマを【わたしたちの未来をつくるアクセシビリティ】に変更いたします。

「アクセシビリティは世界を変える。アクセシビリティには世の中をもっとよくするパワーがある。」

アクセシビリティはウェブサイトに限らないと思います。
自分自身、スイス等の海外に行った際、ホテルの部屋は「Accessibility room」、飛行機でのトイレ移動時に聞いた言葉も「Accessible honyahonya」。そこら中がアクセシブルという言葉で溢れていると感じました。

今ではアクセシブルな技術も溢ていて、これまでできなかったことができる時代です。もう「自分のものは自分でつくる」ということが可能になってきました。

アクセシビリティでわたしたちがもっと世の中を良くする!
アクセシビリティでわたしたちが未来をつくる!

そんなテーマを考えながら、2018年5月17日(木曜日)〔GAAD〕に開催する「アクセシビリティの祭典2018」の準備を進めております。

わたしたちが!ということで、「わたしとアクセシビリティ」や「わたしのアクセシビリティ」「アクセシビリティなわたし」などの考えや想いを抱えている方たち(自分もそうです)に、その想いをお話しいただき、GAADに皆様と盛り上がれたら…と思っています。

ですので、この場をお借りして、【ライトニングトーク(LT)参加者を募集します!】

1日限りのイベントで、時間にも制約がございます。お申し込みが早い方順とさせていただきます。
※お申し込みいただいた方全員にお話いただくようさせていただきたいと思っておりますが、お話いただけない可能性もございますので予めご了承ください。

また2018年は、アクセシビリティの祭典本編でも、懇親会でもLT枠を設けさせていただきます!
お申込の際には「LT本編希望」「LT懇親会希望」の旨も合わせてお知らせいただければと思います。
※スポンサー様以外の方は、商品やサービスのPRは無しでお願いいたします。

申込先は私板垣にメールにてお伝えいただければ幸いです。

アイ・コラボレーション神戸 板垣
メール:itagaki@ickobe.jp

たくさんのご応募お待ちしております。

【わたしたちの未来をつくるアクセシビリティ】
アクセシビリティの祭典2018

来年の5月17日(木曜日)〔GAAD〕に大成功で終えれるように、今年の反省を踏まえて精進したいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします!

明日はkzakzaさんの投稿です。お楽しみに!