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JIS X 8341-3:2016とは

2004年6月にJIS X 8341-3(高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第三部:ウェブコンテンツ)が施行されました。
2010年にそのJIS X 8341-3が改正されました。国際的基準であるWCAG 2.0(Web Content Accessibility Guidelines 2.0)を原案として、国際協調を目指したJIS規格「JIS X 8341-3:2010」となりました。
さらに2016年4月に対応国際規格となった「ISO/IEC40500:2012」の一致規格とするべく改定され、「JIS X 8341-3:2016」になりました。
JIS X8341という番号は「8341=やさしい」という意味でつけられました。
JIS X 8341-3とWCAG 2.0は対応しています、例えばJIS X 8341-3の「7.1知覚可能に関する原則」は、WCAG 2.0の「1.知覚可能」と同じです。

WCAG 2.0の構成

WCAG 2.0は、以下の3つの構成からなっています。

1. WCAG 2.0(日本語訳)※2010年JIS規格化(外部リンク)
規格の骨子です。変わりゆくデバイスや新しいウェブ技術に対応できるように、具体的な表記はありません。例えば「画像」という具体的な表現はなく、画像は「非テキストコンテンツ」に含まれます。
2. Understanding WCAG 2.0(日本語訳)(外部リンク)
具体的な表記の無いWCAG 2.0を説明したり、具体的な事例を解説しています。デバイスの変化や新しいウェブ技術に対応して、修正・追加・更新されます。
3. Techniques for WCAG 2.0(日本語訳)(外部リンク)
WCAG 2.0に対応する為の実装集です。マークアップ方法や事例が掲載されています。デバイスの変化や新しいウェブ技術に対応して、修正・追加・更新されます。

ウェブサイトをJIS X 8341-3:2010に対応させる時には、1.JIS規格、2.Understanding WCAG 2.0、3.Techniques for WCAG 2.0を確認することが必要となります。

達成基準と試験

また、JIS X 8341-3:2016では国際的基準であるWCAG 2.0のように「A」「AA」「AAA」という達成基準が3段階のレベルで設けられています。達成基準と試験について、詳しくは「試験とは」ページをご覧ください。

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