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20分でわかるウェブアクセシビリティ

アクセシビリティは難しくない!大事なポイントが分かれば、理解はカンタン。

【20分でわかるウェブアクセシビリティ】JIS X 8341-3:2010

20分でわかるウェブアクセシビリティ

日本アクセシビリティ普及ネットワーク

  1. <冊子の内容>
  2. 第1章.ごあいさつ・活動内容
  3. 第2章.ウェブアクセシビリティとは?
  4. 第3章.アクセシビリティが必要な人
  5. 第4章.アクセシビリティ 理解のポイント
  6. 第5章.何からはじめたらいいの?
  7. 第6章.実際に簡易チェックしてみましょう

以下よりダウンロードしてご覧ください。

20分でわかるウェブアクセシビリティの一部を抜粋して、ご紹介します。

障害を持つ人にウェブが役立つこと

ウェブはいろいろな場面で、障害を持つ人々に役立っています。以下は、ほんの一例です。

自分で文字を読める(聞ける)ようになった
ウェブの出現前
全盲の障害を持つ人が情報を取得する場合、朗読、または点字にしてもらうなど、人の手を借りるしか方法がありませんでした。
ウェブの出現後
スクリーンリーダーなどでウェブの文字情報を読上げることがきるようになり、自分自身で情報を取得できるようになりました。
外出の不安がなくなった
ウェブの出現前
車いすを利用している人が慣れない場所に外出する場合、「行ってみて段差があった」「障害者用トイレが無かった」などということが頻繁にあり、外出に不安がありました。
ウェブの出現後
外出前に、スロープ・エレベーター・障害者用トイレの有無や、目的地までの道順について、最新の情報を取得できるようになり、安心して外出できるようになりました。
障害を持つ人にとって、ウェブは生活に欠かせないツールです。

それにもかかわらず、ウェブアクセシビリティに対応できていないウェブサイトが多くあります。だれもがいずれ高齢者となります。障害を持つ日が来るかもしれません。1人1人がウェブアクセシビリティに対して関心を持ち、「自分に身近なこと」と考えて対応する。そのとりくみの輪が広がれば、だれもがストレスなく情報を享受できる豊かな社会になります。

アクセシビリティは必要な理由を理解すれば、それほど難しくありません。「JIS X 8341-3:2010って誰にどんな風に役立つの?」JIS X 8341-3:2010のポイントをピックアップしてご紹介します。

肢体に障害を持つ人のために

肢体不自由の人が困ることは?

マウス操作ができない・しにくい

マウス操作が難しい人は、マウスの設定を変更したり、特殊なマウスを使用したりしています。
マウス操作ができない人は、キーボードまたは自分の身体の状態(口や足なら操作できるなど障害の状態)に合ったさまざまな機器で、操作をしています。※左写真はトラックボール

このことから肢体不自由な人は、主に以下で困っているケースが多いです。

  • スクロール
  • マウスオーバー
  • 小さい選択範囲のクリックその他
肢体不自由な人のためにできる対応は?

肢体不自由な人に役立つ対応として「JIS X 8341-3:2010」にある項目から、2つご紹介します。

●label要素を用いて、テキストのラベルとフォーム・コントロールを関連付ける
区を選んでください。


▲テキストをクリックしてもラジオボタンを選択できる例

手の不自由な人がマウス操作で、ラジオボタンの小さな範囲を選択するのは、とても困難です。
ラジオボタンの横のテキストを押しても選択することができれば、選択範囲が広がり、選択時の負担が軽減します。

抜粋はここまでです。PDFをダウンロードしてご覧ください。

※研修も承っております。お気軽にお問合せください。

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ご意見・ご質問も受け付けております。よろしくお願いいたします。